HEY JUDE(THE BEATLES AGAIN):SW-385 [The Beatles]
一ヶ月くらい前に、ふと思ったことなんですが。
1968年リリースのAppleレーベル初のシングル「HEY JUDE」は当然モノラルだったわけですが、この曲がステレオ音源で初めてリリースされたのって何だったのか考えたら、アルバム「HEY JUDE」であることに気がつきました。
アルバム「HEY JUDE」は米Apple(というかCapitol)主導の編集盤で、1970年2月発売でした。
「ビートルズ・レコーディング・セッション」のシンコー・ミュージック初版を読み直してみると1969年12月に、この編集アルバムに収録するため「HEY JUDE」の他、それまでモノラルしかリリースされていなかった曲のステレオ・リミックスがEMIスタジオで行われた、との記述がありました。
このアルバムは東芝EMI盤では所有していたのですが、思い立って、米Apple盤をオークションで入手してみました。
APPLE SW-385
ブルース・スパイザーの「The Beatles on Apple Records」によると、このアルバムは当初「SO-385」というカタログ番号が付されていたそうで、「SO」の「S」はステレオ、「O」は6ドル98セントの価格帯(当時の固定相場である1ドル360円なら2,500円位)の意味だそうです。
しかし、編集盤であり新曲が収められていないことから、より廉価な「SW」(「W」は5ドル98セントの価格帯。2,150円位)としたそうです。
また、アルバム・タイトルも当初「THE BEATLES AGAIN」としていましたが、これも「HEY JUDE」というやや平凡なものに落ち着きました。
しかしながら、レーベル上に「SO-385」や「THE BEATLES AGAIN」が印刷された盤も、実際には出回ったようです。
今回入手した盤は、タイトルこそ「THE BEATLES AGAIN」ですがカタログ番号は「SW-385」となっています。
SIDE 1
SW-1-385 Z36 Bell Sound sf
SIDE 2
SW-2-385 Z31 Bell Sound sf
インナー・グルーヴの刻印は、両面ともSOの上からSWと訂正されています。
棒の先に三角のマークが両面共にありましたので、ウインチェスター・プレスです。
プレーンな白いインナー・スリーヴにアップルが映えますね。
聴いてみた印象は、普通にいい音でした。
45年前のレコードとしてはかなり良い状態なんじゃないかな。
ところで、東芝EMI盤(こちらも優に30年位経ってます)も聴き直してみましたが、トレースが数回だったこともありミント状態で、綺麗に聴けました。米盤よりも若干レベルが低めな感じがしました。
湯浅学氏の本で言われるほど「うるさい」とは感じませんでした。
1968年リリースのAppleレーベル初のシングル「HEY JUDE」は当然モノラルだったわけですが、この曲がステレオ音源で初めてリリースされたのって何だったのか考えたら、アルバム「HEY JUDE」であることに気がつきました。
アルバム「HEY JUDE」は米Apple(というかCapitol)主導の編集盤で、1970年2月発売でした。
「ビートルズ・レコーディング・セッション」のシンコー・ミュージック初版を読み直してみると1969年12月に、この編集アルバムに収録するため「HEY JUDE」の他、それまでモノラルしかリリースされていなかった曲のステレオ・リミックスがEMIスタジオで行われた、との記述がありました。
このアルバムは東芝EMI盤では所有していたのですが、思い立って、米Apple盤をオークションで入手してみました。
APPLE SW-385
ブルース・スパイザーの「The Beatles on Apple Records」によると、このアルバムは当初「SO-385」というカタログ番号が付されていたそうで、「SO」の「S」はステレオ、「O」は6ドル98セントの価格帯(当時の固定相場である1ドル360円なら2,500円位)の意味だそうです。
しかし、編集盤であり新曲が収められていないことから、より廉価な「SW」(「W」は5ドル98セントの価格帯。2,150円位)としたそうです。
また、アルバム・タイトルも当初「THE BEATLES AGAIN」としていましたが、これも「HEY JUDE」というやや平凡なものに落ち着きました。
しかしながら、レーベル上に「SO-385」や「THE BEATLES AGAIN」が印刷された盤も、実際には出回ったようです。
今回入手した盤は、タイトルこそ「THE BEATLES AGAIN」ですがカタログ番号は「SW-385」となっています。
SIDE 1
SW-1-385 Z36 Bell Sound sf
SIDE 2
SW-2-385 Z31 Bell Sound sf
インナー・グルーヴの刻印は、両面ともSOの上からSWと訂正されています。
棒の先に三角のマークが両面共にありましたので、ウインチェスター・プレスです。
プレーンな白いインナー・スリーヴにアップルが映えますね。
聴いてみた印象は、普通にいい音でした。
45年前のレコードとしてはかなり良い状態なんじゃないかな。
ところで、東芝EMI盤(こちらも優に30年位経ってます)も聴き直してみましたが、トレースが数回だったこともありミント状態で、綺麗に聴けました。米盤よりも若干レベルが低めな感じがしました。
湯浅学氏の本で言われるほど「うるさい」とは感じませんでした。
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