10周年

うっかりしてましたが、我が家ができてからこの9月で丸10年となりました。


新築当時の姿。

2004年の9月半ばに竣工、引っ越ししました。
長男がまだ幼稚園年長、次男は3歳でした。
今では中3と小6です。

縁あって土地を取得し、また更に縁あって地元の建築家さんに巡り会え、設計監理を依頼しました。


更地の様子。


1/100スケールの模型。

予算と要望を伝え、打ち合わせとメールのやりとりを重ねました。
（当時の記録を今読み返すと、相当勝手なことを言っている自分に赤面です）


地鎮祭。


基礎ができた様子を、家族で見に行きました。

あの頃は大学生の就職支援業務に携わっていたこともあり、自己分析・自己アピールについて意識が強く、それが家つくりの姿勢にも現れていたのだと思います。


２×４（ツーバイフォー）の躯体が立ち上がった様子。

以前公開していた自邸建築サイトは「Bittersweet Home」というタイトルでした。
甘く、ほろ苦い家。
「満足」「納得」という言葉をあえて忌避した主張をしておりました。
（本日の記事の画像は、かつてそのサイトで公開していたものの一部です）

建築家さんとのやりとりのなかで、ストレスというか緊張が高まる場面は何度かあったのですが、印象深いのはキッチンの要望についてでした。

我が家の交渉担当は自分が引き受けていたのですが、ことキッチンに関しては（自分も料理をするならともかく）パートナーに主導権を渡すべきでした。
結局、相方と建築家さんとの直接交渉という方法で解決を見たのでした。


完成形のキッチンを、設計図面から起こした概略図です。

住宅ローンはまだまだ続き、途半ばです。
日々の生活に追われ、家のメンテナンスもろくに行き届いておりませんが、まだまだこの家族でおせわになる家、大事にしていきたいと思います。