The Inner Light

未だにmonoボックスの全てを聴けていない私です。

購入当時一回聴いた「MONO MASTERS」を最近繰り返し聴いていて、気付いたことを申し上げます。
といっても、あくまでも個人的感想の域を出るものではありません。

2枚目、アップル・レーベルのCDに収録されている「The Inner Light」。ジョージ初のシングル採用曲です。
これを聴いていて、馴染みのstereoバージョン（旧CDのPAST MASTERS VOL.2）とジョージのボーカル・エフェクトが随分違うことにびっくりしました。

よく聴いていると、イントロで旋律を奏でるシタール（？）のフレーズもちょっと違います。これは、フェード・インのタイミングが違うだけだと思いますが。
正直、「The Inner Light」ってPAST MASTERS VOL.2の中ではほとんどスキップ対象の曲（失礼！）だったのですが、一気に好印象になりました。

そういえば、昔買った、12cmサイズ版CDシングルズ・コレクション・ボックス（TOCP 7701〜22）はmonoバージョンでの収録だったことを思い出しました。




再確認してみると、確かにこういうミックスでした（ちゃんと聴いていないという証拠ですね・・・）。
本来このmonoミックスがオリジナルで、stereoミックスはなぜか1970年に作られ、のち1981年にリリースされたEPコレクションに初めて収録されたとのことです。

ということで、ついでにCD版EPコレクション・ボックス（TOCP 7101〜15）のボーナスEP収録バージョンも聴いてみました。




結果はPAST MASTERS VOL.2と同じでした。ボーカルはエフェクト感がなく、ちょっと貧弱な印象があります。
エンディングはstereoの方がちょっと長いかな（monoの方が早くフェード・アウトする？）。

ところで、シングルズ・コレクション・ボックスは8cmサイズ版（TODP 2121〜42）もあって、こちらは中古盤屋さんで入手したのを所有しております。



これらのボックスは正直言って、プレイヤーのトレイに載せたことがほとんどありません。
ちゃんと聴けばmono／stereoのバージョン違いが多数楽しめるのですが、その役割も今回のリマスター盤にとって代わられてしまいますね。

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