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ONE-TRICK PONY [Paul Simon]

ビートルズ以前から私が入れ込んでいたのが、ポール・サイモンです。

もともとは兄貴がファンで、1974年の来日公演のときは名古屋まで出かけていった(当時高校1年生)ほどでした。
兄弟でさだまさしのアルバムもよく聴いていたのですが、ポール・サイモンはさだまさしのアイドル的存在でもあったことから、そこから親近感もわいたのです。

私が就職したのは1981年。
その年の9月に、サイモン&ガーファンクルがニューヨークのセントラル・パークで再結成コンサートを行ったというニュースを独身寮のテレビで知り、ドキドキしました。
そして翌年、まさかの来日コンサート。後楽園球場で「MY LITTLE TOWN」を聴いたときは本当に鳥肌が立ちました。

ギタープレイや作詞作曲など、ポール・サイモンの魅力について語り出せばきりがないのですが、今回はお宝を紹介したいと思います(今やそれほど希少価値はないと思いますが)。

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まずこちらは、1980年に公開されたサイモン自身の脚本・音楽・主演による映画「ONE-TRICK PONY」のシナリオ本です。
この本の存在はネット上で知り、今から7年前に米Amazonのマーケット・プレイスで買いました(Fedex便で届きました)。

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映画のスチル写真、同名のサントラ・アルバム収録の10曲の譜面なども収録されています。

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そしてこちらが、その映画のVHSビデオ。これも確か、米Amazonで買いました。

60年代に反戦歌でヒットを放ったものの、その後鳴かず飛ばずでありながら音楽への情熱を捨てきれずにドサ廻りを続ける、主人公ジョナ・レヴィン。そんな夫に愛想を尽かす妻や、幼い子供への想いはあるけれど、でも、やっぱり音楽は止められない・・・。

特に大きな山場があるわけでもなく、感動的なシーンもありません。個人的な感情の起伏を静かに綴ったようなストーリー。いくら有名ミュージシャンの久々の作品(リリース当時はカムバック作と呼ばれてました)と言えども、映画が評価されなかったのはしょうがなかったんだろうと思います。それでも、私はこの作品は好きですが。

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この映画の中で出てくる「ソフト・パラシュート」という曲があります。これは劇中でジョナが60年代に一発当てた反戦歌として、所属レコード会社のコンベンション・シーンで演奏されるのですが、残念ながら80年当時リリースされたサントラ盤には収録されていませんでした。
しかし、2004年に出たリマスター+ボーナス・トラック付きCDに、めでたく収録されました。
私はボックス・セットで所有しております。

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改めて見てみると、ブックレットの収納方法がビートルズのリマスターCDのエコ・パックに似てますね。

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なお映画の中では、ラヴィン・スプーンフルの「魔法を信じるかい?」やB−52'sの「ロック・ロブスター」なども演奏されてますが、さすがにこれらまでリマスターCDには収録されていないので、ビデオを見るしかないですね。
・・・米AmazonならDVDが買えるみたいです。jpでも買えると良いんですが。

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