ホワイト・アルバム時代の写真集

今回ご紹介するのは、「The Summer of 1968」という書籍。



これは、1968年7月28日にビートルズが行った「怒濤のロケハン」フォト・セッションの写真集です。
出版は、英トラックス。
http://www.tracks.co.uk/

外観は、UK盤ホワイト・アルバムに似たオフ・ホワイトの箱。
縦約35.5cm、横約26cmもあり、かなり大きいです。
中身の本は、縦27.5cm横21.5cm、64ページ。



雰囲気は、LET IT BE BOXのホワイト・アルバム版といった感じです。
2500部の限定出版で、私の持っているのはNo,2016。
限定番号入りの名刺みたいなカードが同梱されていました。
この辺りも、ホワイト・アルバムに近い印象ですね。




この「怒濤のロケハン」での写真は、赤盤／青盤のジャケット内側や、シングル「Hey Jude」のピクチャー・スリーブ等でも見られます。

この写真集は、東京ビートルズ・ファン・クラブの1997年刊行第16号に出ていた広告を見て注文したものです。
箱は豪勢ですが、中の写真集は紙質は良いもののカラー写真は少なく、またボリュ−ムも少なかったのでちょっと残念でした。
実際には沢山のフィルムが残っていると思うので、もっと見たくなりますね。



さて、この「怒濤のロケハン」のいきさつを紹介してあるのが1995年4月に刊行された「ビートルズの歩き方」（THE BEATLES' LONDON）。
プロデュース・センター発行　ISBN4-938456-29-X C0073 P2400E



これはいわばコンプリート「フォト」セッションと言うべき本で、かなり楽しめます。
もちろんアビイ・ロードの横断歩道撮影のいきさつも詳細に載っています。



最近出た「ビートルズを歩こう! 〜THE BEATLES' LONDON〜 ロンドンゆかりの地究極ガイド」は、内容が改訂されているのかどうか不明です。たぶんあんまり変わらないんじゃないかな。

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