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「ビートルズ・サウンド」 [The Beatles]

図書館で借りた「レコーディング/ミキシングの全知識」を読んでいるうちに、こんな本があったことを思い出しました。

ビートルズ・サウンド
CBS・ソニー出版 0073-10029-3459

IMG_2863.JPG

音楽的な側面からアプローチした一冊。
初版が1979年、ということはまだメンバー全員が存命中の頃ということになります。
私が所有しているのは1983年の第16刷です。この本、結構売れたということでしょうか。

この本は、以下の内容で構成されています。

第1章 テクニック
・エレクトリック・ギター
・ベース・ギター
・アコースティック・ギター
・キーボード
・ドラムス
第2章 イクイップメント
・楽器
・レコーディング
第3章 サウンド
・サウンド・ルーツ
・コード・プログレッション
・アレンジ
第4章 レコード
・アルバム
・ソングス

今読み返しても、かなり面白い内容となっています。
数あるビートルズ関連本のなかでもユニーク度は高いと思います。


第3章までは演奏テクニック、楽器の使い方のアイデア、レコーディングの工夫、コード進行の妙味など各方面から見たある程度専門的な分析となっています。
また、第4章のアルバム編はミュージシャンも含めた音楽業界関係者のエッセイとなっています。
掲載されている写真は全てモノクロですが、意外と他では見られないものも多くあります。

記述の細かい内容は、今となっては訂正されるべき部分も多いのでしょうが、観点としては今でも有効な資料と言えると思います。
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