七人の侍

Amazonでチャップリンの映画を探していたときに、たまたま黒澤明作品が廉価版で発売されているのに気がつき、有名作品ながらこれまで観る機会のなかった「七人の侍」を購入しました。

「羅生門」「天国と地獄」「隠し砦の三悪人」などは以前レンタルビデオで観た事があるのですが、これは全くの初見。３時間２７分という長尺ですが、なにしろ密度の濃い映画です。関連書籍などを併せ読むと、相当なエネルギーを傾けて脚本を練り、また費やした時間もお金も凄かったようです。徹底して作り込んだ結果、作り物に見えないリアルさが生まれたという感じ。クライマックスシーンなど、ほとんどドキュメンタリーのように私には見えました。
このDVD、映像的には文句ないクオリティですが、音声（セリフ）は少々聞き取りにくいところもあります。でも、正確とは言い難いけれど日本語字幕も表示できるので、助けにはなります。