「ヨッコのおじさん」大倉明:作 [マンガ]
2016.10.15
記事一部修正しました
最近、ちょっとハマっているマンガです。
大倉明 「ヨッコのおじさん」 全4巻
曙出版 Akebono Comics
初版年月日は以下のとおり。
第1巻 1974(S49).4.25
第2巻 1974(S49).7.31
第3巻 1975(S50).7.10
第4巻 1975(S50).9.13
参照データ:「まんだらけオークション」商品紹介ページ(ただしオークションは終了)
※リンク切れの場合あり
昔むかし、小学生の頃に買い求めた別冊少年サンデーに掲載されていた作品で、なんとなく記憶に残ってました。
自分が読んだその号を調べてみたら、72年6月号ということがわかりました。
当時の私は小学4年生。
この時のお目当ては、新連載の「ウルトラマンA」でした。
この「ヨッコのおじさん」をふと思い出し、ネット検索のうえ、オークションや通販で単行本を探し当てました。
通販で見つけた4冊揃い。
カヴァーに記載された発行年月日は、4冊とも77(S52)年4月15日とありました。
これが何刷目かは知る由もありません。 本体の奥付には発行年月日は載っていませんでした。
こちらは裏カヴァー。
主人公「ヨッコのおじさん」は、夫婦で八百屋を営む善良な市民。夫婦に子供はなく、おじさんの兄には3人の男の子(つまりおじさんの甥っ子)がいます。
この3人のうち、エンジニアの長男(一郎)が結婚するのですが、お相手の陽子も3姉妹の長女で、お互いの兄弟姉妹が同世代同士。次男(ヨシヒコ)と次女(ヨッコ)が中学生。ということは、「ヨッコのおじさん」と言っても、じつは義理の叔父、姪ということです。
おじさんとヨシヒコ、ヨッコの3人が中心になって展開していきます。
ホームドラマ的なマンガですが、かなりドタバタなシーンが多く、全くの主観ですが、後年の鴨川つばめ「マカロニほうれん荘」に通じるものも感じました。
何しろ、画力があります。
また、時折り出てくる当時のアイドルの似顔絵も表情豊かです。天地真理、小柳ルミ子、南沙織、麻丘めぐみ、アグネス・チャン、桜田淳子、山口百恵、その他いろいろ登場。
画風はなんとなく関谷ひさしや吉田竜夫に近いような気もしますが、そのあたりの情報はほとんど皆無なので、これもあくまで私の主観にすぎません。
何しろ、ほとんど主役としか思えないヨッコちゃんが可愛いです。相当おてんばですが。
また、ヨッコちゃんのお姉さんでエンジニアの長男(一郎)と結婚する陽子さんがものすごい美人で、明らかにカトリーヌ・ドヌーヴのヴィジュアル。
一郎もヨシヒコ(義彦)も、かなりの(昭和の)イケメンです。
向かって右から、陽子、一郎、美子(ヨッコ)、ムツ子、三郎、義彦(ヨシヒコ)。
一番覚えているシーンは、007のジェームス・ボンド(ショーン・コネリー)が出てくる回で、おじさんが水と間違えてニトログリセリンを飲んでしまうお話(第4巻に収録)。
改めて読み直すと、この回にはヨッコちゃんは全く出てきませんでした。
連載されていた別冊少年サンデーは、何とオイル・ショックのあおりを受けて1974年3月号で休刊(実際には廃刊?)となったそうです。
単行本には、初出の連載雑誌名などのデータは全く記載されていませんでした。曙出版自体も当時の形態では残っていないようです(Akebono Comicsは絶版)。
作者の大倉明さんについてのネット情報を手掛かりに考えると、貸本マンガつながりで同社から出版したように思えますが、推測の域を出ません(今回、いつにも増して主観・私見だらけですね)。
記事一部修正しました
最近、ちょっとハマっているマンガです。
大倉明 「ヨッコのおじさん」 全4巻
曙出版 Akebono Comics
初版年月日は以下のとおり。
第1巻 1974(S49).4.25
第2巻 1974(S49).7.31
第3巻 1975(S50).7.10
第4巻 1975(S50).9.13
参照データ:「まんだらけオークション」商品紹介ページ(ただしオークションは終了)
※リンク切れの場合あり
昔むかし、小学生の頃に買い求めた別冊少年サンデーに掲載されていた作品で、なんとなく記憶に残ってました。
自分が読んだその号を調べてみたら、72年6月号ということがわかりました。
当時の私は小学4年生。
この時のお目当ては、新連載の「ウルトラマンA」でした。
この「ヨッコのおじさん」をふと思い出し、ネット検索のうえ、オークションや通販で単行本を探し当てました。
通販で見つけた4冊揃い。
カヴァーに記載された発行年月日は、4冊とも77(S52)年4月15日とありました。
これが何刷目かは知る由もありません。 本体の奥付には発行年月日は載っていませんでした。
こちらは裏カヴァー。
主人公「ヨッコのおじさん」は、夫婦で八百屋を営む善良な市民。夫婦に子供はなく、おじさんの兄には3人の男の子(つまりおじさんの甥っ子)がいます。
この3人のうち、エンジニアの長男(一郎)が結婚するのですが、お相手の陽子も3姉妹の長女で、お互いの兄弟姉妹が同世代同士。次男(ヨシヒコ)と次女(ヨッコ)が中学生。ということは、「ヨッコのおじさん」と言っても、じつは義理の叔父、姪ということです。
おじさんとヨシヒコ、ヨッコの3人が中心になって展開していきます。
ホームドラマ的なマンガですが、かなりドタバタなシーンが多く、全くの主観ですが、後年の鴨川つばめ「マカロニほうれん荘」に通じるものも感じました。
何しろ、画力があります。
また、時折り出てくる当時のアイドルの似顔絵も表情豊かです。天地真理、小柳ルミ子、南沙織、麻丘めぐみ、アグネス・チャン、桜田淳子、山口百恵、その他いろいろ登場。
画風はなんとなく関谷ひさしや吉田竜夫に近いような気もしますが、そのあたりの情報はほとんど皆無なので、これもあくまで私の主観にすぎません。
何しろ、ほとんど主役としか思えないヨッコちゃんが可愛いです。相当おてんばですが。
また、ヨッコちゃんのお姉さんでエンジニアの長男(一郎)と結婚する陽子さんがものすごい美人で、明らかにカトリーヌ・ドヌーヴのヴィジュアル。
一郎もヨシヒコ(義彦)も、かなりの(昭和の)イケメンです。
向かって右から、陽子、一郎、美子(ヨッコ)、ムツ子、三郎、義彦(ヨシヒコ)。
一番覚えているシーンは、007のジェームス・ボンド(ショーン・コネリー)が出てくる回で、おじさんが水と間違えてニトログリセリンを飲んでしまうお話(第4巻に収録)。
改めて読み直すと、この回にはヨッコちゃんは全く出てきませんでした。
連載されていた別冊少年サンデーは、何とオイル・ショックのあおりを受けて1974年3月号で休刊(実際には廃刊?)となったそうです。
単行本には、初出の連載雑誌名などのデータは全く記載されていませんでした。曙出版自体も当時の形態では残っていないようです(Akebono Comicsは絶版)。
作者の大倉明さんについてのネット情報を手掛かりに考えると、貸本マンガつながりで同社から出版したように思えますが、推測の域を出ません(今回、いつにも増して主観・私見だらけですね)。
2016-09-25 22:16
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