すみやサウンドギャラリー、移転リニューアル

昔から馴染みのレコード・楽器店だったすみやが「TSUTAYAすみや」と「すみやグッデイ」とに分かれてからもう随分経ちましたが、もともと本店のあった呉服町の店舗には、中古オーディオ機器販売をメインとした「すみやサウンドギャラリーりぶる」とその横に中古レコード店「サウンド・キッチン」が入っていました。
しかし、呉服町の再開発事業に伴い、いずれもそこから撤退。

サウンド・キッチンは西に二本ほど入った筋の両替町に移転しました（何を隠そう、前回記事で紹介したu.k.盤HEY JUDEはここで買いました）。

そして、サウンドギャラリーりぶるですが、「すみやSOUND GALLERY」と名称を変え、鷹匠に移転オープンしました。
http://www.sumiya-goody.co.jp/shopblog/headoffice/2016/03/post-26.php

ローカル新聞の広告及び記事でこのことを知り、先日ふらっと出かけてきました。
レコード無料クリーニングを期間限定でしてくれる、というので、ピリパチノイズ満載のu.k.apple盤「JOHN LENNON/PLASTIC ONO BAND（ジョンの魂）」を持って行きました。

PCS 7124
SIDE 1 YEX 827-1U 1 OA
SIDE 2 YEX 828-1U 2 HH
（写真は後日追加予定）

新しいお店は以前と比べるとスペースは小さくなりましたが、明るく必要充分な空間で、敷居が高くなさそうな雰囲気でした。

置かれている数万円から数百万円のアンプやスピーカが、購買意欲をちょっとだけ刺激しました（原資が伴わないのですぐ冷めましたが）。
中古商品は動作確認済みで、３ヶ月（だったかな）保証あり、とのことでした。

さて、レコードのクリーニングですが、以前雑誌で見た米クラウディオ製超音波振動式クリーナーと思しき装置でした。
ドラッグストアとかで売っている純水と超音波振動でレコードを洗浄し、乾燥も行えるという便利な機械です。ただし、本体が70万円くらい、騒音対策のカバーが20万円くらいするそうです。

この装置でクリーニングする前の状態として、まずお店の再生装置（これも相当なシステムでございました）でSIDE1、１曲目の「MOTHER」を試聴してみました。
案の定、ピリパチノイズがかなりひどいです。でも、その間から聴こえてくる音（ヴォーカル、ドラム、ギター、ベース）はなかなか魅力的でした。

クリーニング後、再びターン・テーブルへ。
おお、ノイズがかなり軽減されてる！
と同時に音の良さがとても心地よく感じられました。

ノイズが完全に消えたわけではもちろんありませんが、鑑賞の邪魔になることはありません（最近、自分の耳が寛容になっているというか、鈍感になっているというか・・・）。

LUXMANのベルトドライブ式プレーヤー、ウン十万円のカートリッジ、B&Wのスピーカで聴く機会なんて私にはそうそうありませんでしたし。

アナログ盤の奥の深さを改めて感じました。

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