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アナログレコードのデジタル・アーカイブ化 [オーディオ/ヴィジュアル]

(今回の記事は多分に自分の備忘として書いております。写真も追加するつもりでおりますが、相当後日になると思いますのでご容赦ください)

単身赴任生活二年目となりました。
職場では別れと新たな出会いがあり、一年の時の流れは早いものだとしみじみ思います。

このところ私は、回帰モードに入っております。
というのも、現在単身生活を送っている土地が今をさかのぼること30数年前、就職して最初の赴任地でもあること、またこのところブログの話題にしている大滝詠一氏のリマスターも30周年ですし、自宅録音音源の復刻もその流れです。

この4月に、やはり30年前に職場をご一緒した先輩が何人か私と同じように単身赴任でやって来ました。
期せずして同窓会みたいな話になり、来週一杯やりましょうという展開になっております。

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さて、私は相変わらず単身生活の夜は特にやることもなく、暇つぶしに始めた自宅録音テープのリミックス作業に興じているわけですが、最近はその延長としてアナログレコード音源のデジタル化を続けております。

アナログレコードのCD化という話題については以前こちらで取り上げたのですが、今やっていることはもっと簡単な方法で、結構おすすめです。

すなわち、PCMレコーダー(ICレコーダー)で録音し、そのデータをパソコン上でトリートメントしてiPodで聴けるようにしたり、CDに焼くということです。


s-DR-05.jpg

私の使用しているPCMレコーダーはTASCAMのDR-05というもので、CDよりも高規格の24bit/96KHzでも録音できます。実売価格は8,000円くらいからでしょうか。
レコーダーはTASCAMのほかにも多くのメーカーからさまざまな機種が発売されていますので、選択肢は広いですね。

sl-1200mk3d.JPG
アナログプレーヤーは、今は生産されていないTechnicsのSL-1200MK3Dというもの。DJ御用達で有名ですが、私はスクラッチはせず、極めてノーマルな使い方です。

プレーヤーの出力をPCMレコーダーに入力するわけですが、そのままだと出力が小さいので、PHONO端子のついているプリメインアンプを通すか、フォノイコライザーを通すかいずれかが必要です。
家からアンプを持ってきてもよかったのですが、ちょっと大掛かりになり過ぎるので、新たにフォノイコライザーを買いました。

At-PEQ3.jpg
オーディオテクニカ
フォノイコライザー AT-PEQ3
実勢価格で5,000円弱くらいでしょうか。

備忘を兼ねて、作業工程を以下に示します。
(ここから、さらに長文になります。お許しを)

a. アナログプレーヤーのセット。説明書に従い、アームやカートリッジ、針圧等を調整。

b. アナログプレーヤーの出力RCAケーブルとアース線を、フォノイコライザの端子に接続。

c. フォノイコライザーの出力端子とPCMレコーダをRCA-ステレオミニ変換プラグでつなぐ。

d. アナログプレーヤーにレコードをセットし、針を落とす準備をしておく。

e. PCMレコーダーの録音ボタンを押してから、レコードに針を落とし、演奏開始。
針がレコードに乗る瞬間、プチッというノイズが出るが、これは後でパソコン上で消すので気にしない。また、録音中は針がよけいな振動を拾わないように注意。
さらに、ノイズ対策のため蛍光灯スイッチなどの入り切りもしないこと。
演奏中はPCMレコーダーにつないだヘッドホンでモニター。

f. A面が終わったらPCMレコーダーの録音ボタンをポーズ状態にして、レコードをひっくり返す。

g. e.と同様にB面を録音。針がレコードのラン・グルーブ(最後の送り溝)に入ってから録音停止する。

h. PCMレコーダーを再生し、録音に問題なければデータをパソコンにコピーし、編集ソフトでトリートメント処理します。
私はインターネット社のSound It!というソフト(ただし相当古いバージョン)を使ってます。
処理内容は、CD化するならば16bit/44.1KHzにコンバートすること、針の降ろし・上げで発生したノイズの除去など。あまり細かいエディットはしていません(面倒くさいからというのが実態ですが)。

i. 重要なのは曲間に目印を付ける「マーカー」という作業です。マーカーで挟まれた選択部分(つまり一曲分ずつ)を別名で保存します。録音したデータを曲別にするわけです。

j. こうして切り分けた曲を、iTunesに「ライブラリに追加」したうえで、アルバム名、アーティスト名、曲目、曲順などを情報として書き込みます。
また、ネットで拾った(あるいはアルバムジャケットをデジカメで撮影した)画像をアルバム情報に貼付けます。
これでiPodへ転送してもよし、アルバム単位でCDに焼いてもよし、となります。

(予告なしに追記、修正します)
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