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まさかの続編「どろぼうがっこう」 [本]

2013.11.2 一部追記しました

「加古里子」という名前、ご存知ですか?
かこ さとし、と読みます。おん年87歳の、現役絵本作家です。

私自身は幼い頃にかこさとしさんの絵本に触れ合う機会はなかった(正確にはよく覚えていない)のですが、うちの子らがまだ小さい頃、「だるまちゃんとてんぐちゃん」や、「はははのはなし」などなど、多くの絵本で楽しみ、学ばせていただきました。

かこさとしさんの作品の中でも、次男坊に受けていたのが1973年に発表された「どろぼうがっこう」。

石川五右衛門みたいな校長「くまさかせんせい」と、教え子の可愛い(!?)どろぼう生徒たち。さて、彼らの身に何が起こるのか・・・?
いかにもワルそうな面構えのどろぼうたちのユーモラスな動きに、楽しませていただいたものです。


ある朝、新聞の1面下の新刊書広告を見て、びっくりしました。

「どろぼうがっこう」40年振りの続編登場!
しかも、二冊同時刊行!


偕成社「かこさとし おはなしのほん」サイト

新刊紹介:続「どろぼうがっこう」



同時期に出された「からすのぱんやさん」に至っては、新刊4冊が今年の4月から5月にかけて刊行されていたんですね。
いや、もう、ただびっくりです。

紹介したサイトに掲載されたスペシャルインタビューも必見。

近所の書店でも、大きなポスターが貼ってありました。
図書館に入ったら、ぜひ借りてみたいと思います。

以下追記

予約していた「どろぼうがっこう」が用意できた、と図書館から連絡がありました。
ネットで予約ができるって、便利な世の中になったものです。
もちろん借出しや返却は自分で行かなくてはいけませんが。


読んでみた感想ですが、一作目と比べて作画もお話もより細かく、サービス精神旺盛な内容だと思いました。
丁寧な書き込みで、「うんどうかい」のお話は、そのままアレンジして実際の競技に応用できそうなくらいです。

「ぜんいんだつごく」は、タイトルからして面白そう。
次がどうなるのかとワクワクしながらページをめくると、意外な展開が・・・。

二冊とも一作目同様、コラージュの技法が素晴らしいです。
こどももおとなも楽しめる、愉快なお話です。
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