音楽人の部屋、かくあるべし？（その２）

ちょっと間が空きましたが、昔買ったMOOKのご紹介第２弾です。

前回はミュージシャンのプライベート・スタジオの本でしたが、今回はレコード・CDコレクターのお部屋拝見というもの。


ONTOMO MOOK　音の書斎
あなたのレコード棚見せてください
音楽之友社刊　1996年11月1日発行　雑誌62221-31


ONTOMO MOOK　音の書斎II
あなたのレコード棚もっと見せてください
音楽之友社刊　1997年11月1日発行　雑誌62221-42


レコード・コレクターズに連載されている「レコード・コレクター紳士録」に近い企画ではありますが、あちらがコレクションのきっかけや苦労、蒐集の熱意などに注目しているのに対して、こちらは写真中心のせいもあり、どちらかといえば収納状況に焦点を当てている感じです。
何しろレコードの物量がすごいです。
音楽を聴きたいのか、ブツを集めるのが目的になってしまっているのか、（人のことを笑えませんが）登場するコレクター各氏を冷やかしつつ愛情を持って紹介しています。

どんな方が紹介されているのかというと、

安田謙一
江口寿史
（この人の奥様って、元アイドルの水谷麻里さんだそうで、サンミュージックで岡田有希子さんの後輩だったのですね。びっくり）
伊藤銀次
なぎらけんいち（現：なぎら健壱）
中野D児
藤岡靖洋
和久井光司
宮治淳一
ピーター・バラカン
稲増龍夫
原田和典
小川隆夫

ミュージック・マガジンに寄稿しているライターや、世界的コルトレーンのコレクター、ジャズ評論家、ミュージシャンなど有名な方々を挙げてみました。
それぞれの蒐集の仕方、収納の方法があり、整理されているものもあれば混沌としているものもありで面白いです。
といっても、既に15年位前の内容ですから現状は全く違っているんだと思います。