SSブログ

コレクタブルなユッコのアルバム(その1:シンデレラ) [岡田有希子]

シングル盤に続き、岡田有希子さんのアルバムの紹介です。
こちらは最近入手した、オリジナル・アナログLP。
lp-1.JPG

いずれも、ゲートフォールド・ジャケットです。
IMG_9217.JPG

やはりオリジナル盤は美しいですね。
CDボックス版では写真がトリミングされていた部分もありましたが、オリジナルの仕様が確認できて嬉しいです。

また、ライナー・ノーツというか歌詞シートには、演奏者・その他製作関係者のクレジットが記載されているのがありがたいです。

1st「シンデレラ」
CANYON C28A0361 1984年9月5日発売

IMG_9141.JPG

A-1. さよなら・夏休み
作詞:竹内まりや/作曲:竹内まりや/編曲:清水信之
A-2. リトル プリンセス
作詞:竹内まりや/作曲:竹内まりや/編曲:大村雅朗
A-3. 彼はハリケーン
作詞:EPO/作曲:清水信之/編曲:清水信之
A-4. 丘の上のハイスクール
作詞:康珍化/作曲:萩田光雄/編曲:萩田光雄
A-5. 潮風のラブ・レター
作詞:康珍化/作曲:白井良明/編曲:清水信之


IMG_9142.JPG

B-1. 風の中のカフェテラス
作詞:三浦徳子/作曲:岡田徹/編曲:清水信之
B-2. 憧れ
作詞:竹内まりや/作曲:竹内まりや/編曲:萩田光雄
B-3. Plastic Girl
作詞:山口美央子/作曲:山口美央子/編曲:萩田光雄
B-4. ソネット
作詞:吉沢久美子/作曲:梅垣達志/編曲:萩田光雄
B-5. ファースト・デイト
作詞:竹内まりや/作曲:竹内まりや/編曲:萩田光雄


84年(昭和59年)9月発売のファースト・アルバム。
アルバム・タイトルは2ndシングルのA-2からイメージされたのでしょうか。
ジャケット写真は、富士急ハイランドのメリーゴーラウンドで撮影されたそうです。
http://www.fujiq.jp/attraction/round.html

全体を通して、「恋に恋する」夢見る女の子のイメージを想起させる曲が多いです。
A-1、A-2、B-2、B-5が竹内まりやさん提供曲。

A-4は人間観察っぽい歌詞が面白いです。

A-5、B-1はムーンライダーズのメンバーによる曲。
A-5はyukikoからの可愛らしいラブ・レター。
B-1はちょっとモータウンっぽいリズム・パターンです。
セカンド・アルバム以降で活躍するかしぶち哲郎氏も同じムーンライダーズのメンバーですが、このアルバムには(少なくともクレジット上は)参加していません。

IMG_9146.JPG

B-3はYMOっぽいアレンジ。
聴きようによっては「Complete Best」の頃のPerfumeみたいな感じがあります。

B-4は出色の出来で、名曲「Believe in You」と同じ作詞、作曲、編曲者によるものです。

B-5はデビュー曲で、不思議な魅力があるなあと思います。
ベースの音の置き方が緊張感を高めています(間奏で特に顕著)。
また、最後のフレーズで半音上がるのが効果的。

IMG_9148.JPG
IMG_9147.JPG
歌詞カードにもポートレートが付いています。

(2011年6月27日追記)
歌詞カードには、各曲にミュージシャンのクレジットが載っています。

面白いことに、B-3「Plastic Girl」には、キーボードとコーラスしか記載がありません。
ということは、これ打ち込みなんでしょうか。
MIDIが規格化されたのが1982年からだそうですから、そうなのかも知れませんね。

さらによく見ると、A-1とA-5のオール・インストルメンツ(!)が清水信之氏、シンセサイザー・プログラミングが遠山淳氏とクレジットがあります。
改めて聴き直してみても、ひとり技にはとても思えません。
(ストリングスとコーラスは別ですが)


このアルバムの発売後の9月21日にサード・シングル「Dreaming Girl 恋 はじめまして」がリリースされ、ファースト・コンサート「恋・はじめまして」が9月24日大阪厚生年金会館中ホール、同30日に日本青年館で行われています。


グリコ・セシルチョコレートのCF。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。