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A LONG LONG VACATION [フィル・スペクター/ナイアガラ]

記事タイトルには、深い意味はありません。

ようやく届いた、大滝詠一氏の名作「A LONG VACATION」の30周年版リマスターCDを聴いています。
初回盤は紙ケース付きだったそうですが、我が家に届いたのは通常のプラ・ケースのみのパッケージでした。

前回の20周年版は、私は持っておりません。
ボーナス・ディスクのインストルメンタル版にはあまり食指が動かなかったからです。
今回は、所謂「マイナス・ワン」すなわちメイン・ヴォーカルを抜いた純粋カラオケの「TRACKS」がボーナス・ディスクというのが売りです。

その「TRACKS」ですが、「君は天然色」などを聴いているとまるで「PET SOUNDS」のセッションのような錯覚を覚えました。
自分で歌うためのカラオケというよりは、どうしても学究的に聴き込んでしまいそうです。
レココレ誌には重大なネタバレ記事がありますが、当然私もここでは触れません。

実はここ数日、家族が出かけひとり留守番というか瞬間的独身時代みたいな状況にあるので、ここぞとばかりにアナログ盤を引っ張りだして聴いています。
レコードを聴くときは、再生装置と向き合い本当に対峙する状態となるので、CDを聴くときよりも深入りしてしまいますね。

アナログのロンバケも、かなり良いです(というか、これがオリジナルですね)。
ただし、盤の個体のせいか再生装置もしくはセッティングの問題かはわかりませんが、ギターソロの高域がちょっと苦しく聴こえました。

さて、調子に乗って、レココレ誌増刊号「大滝詠一 Talks About Niagara」も買ってしまいました。
talksabout.jpg

大滝氏に「EACH TIME」以来の本格的なオリジナル・アルバムを渇望するファンは多いようですが、私としてはドリフに

「もう一度「全員集合」を土曜夜8時に生放送してくれ」

と言っているのに近いのかな、なんて思います。

でもその代わりに、ということでもないでしょうけれど、自分の仕事についてこれだけ発言を残しているのもなかなか凄い?んじゃないでしょうか。

恐らく来年出るであろう「ナイアガラ・トライアングルVOL.2」そして2014年に出るであろう「EACH TIME」の30周年盤を楽しみに待つことにしたいです。
IMG_8206.JPG
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