東北地方太平洋沖地震

今回の地震で被害に遭われた皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

なかなかブログ記事を書く気にはなれなかったのですが・・・。

3月11日、金曜日、午後2時46分過ぎ。
職場の誰かが「地震だ」と言うのを聞き、気がつくと背面のキャビネットの扉が開いて、中の書類が出かかっていました。
幸いにもケガや大事には至りませんでしたが、テレビをつけると東北・関東地方が大変なことになっていることを知り、ショックを受けました。
静岡県内では震度5弱が最高だったでしょうか。私の職場や家では震度4でした。
ただ、余震が何度も来て、その日はとてもじゃないけれども仕事に専念できませんでした。

熱海駅から静岡へ帰る際も、駅で混乱が起きていました。
JR在来線は運休、新幹線もいつ出るか不明とのことで、運行再開を待つか市の指示に従い退避所へ移動するか迷っている人たちで混雑していました。
見知らぬ人から「三島・沼津方面だったら相乗りでタクシーにしませんか？」と声をかけられましたが、「静岡なので・・・」と、遠慮しました。
新幹線が動いてくれないとなると、これは職場へ一泊しないといけないかと思いましたが、改札を抜けて進んでみると下りの新幹線が来るとのアナウンスがあり、大幅に遅れたものの何とか家路につくことができました。

週が明け、14日の月曜日以降は職場の「計画停電」対応に追われました。
自家発電設備を動かすための燃料調達、自家発電用コンセントの確認、入居している各階事務所への説明。
それから、JR在来線の運休のため代替交通手段で出勤する職員の確認などなど。
通常業務は二の次となりました。
時期的に送別会などの予定もあったのですが、軒並み中止になりました。

15日火曜日の晩には、富士宮市を震源とする震度６強（静岡では震度4）の地震もありました。
自宅で地震災害の報道番組を見ていたら、みそすりのような揺れを感じ、「また東北で大きな余震？」と思ってしまいました。

福島原発の連日の報道も、大変気がかりでした。
予断を許さない状況とは思いますが、最前線で対応されている皆さんの安全と成功を祈るばかりです。

今はまずは、自分のできることを淡々としていくだけだと思います。
我が家では防災の備えを改めて整理しました。

そして、街頭でさまざまに行われている義援金活動。
私も、ささやかながら募金してきました。
こういうときこそ、お金は使わない（回さない）と活きてこないものだと思います。

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