ネガフィルム画像ををデジタル化する

今回の話題は、結論から言うと、失敗談です（泣き笑い）。
パソコンショップの新年初売の広告を見て、ついこんなものを買ってしまいました。

プリンストンテクノロジー（株）
PCA-FSC　デジゾウシリーズ　デジ造フィルム

ネガフィルムをスキャンし、jpeg画像として取り込む装置です。


デジカメ購入以前は、家族写真は専らフィルムカメラのEOS Kissでしたので、ネガは豊富にあります。
以前からこれらのネガをデジタル化したいと思っていたのですが、従来のフィルムスキャナは結構高額だったので手を出せずにいました。
今回、5,000円という値段に後押しされて、買ってみました。



単焦点の300万画素デジカメでフィルムをバックライト付きで撮影し、ソフトウェア上で現像（色調反転？）するという仕組みのようです。

さて、実際に使ってみると、附属ソフトもシンプルで簡単にできました。
ただし、肝心の画像はかなり眠たい感じです。ソフト上で簡易な補正機能はあるものの、あまり効果的ではありません。
結局、ふだん使い慣れているEOSに附属のDigital Photo Professionalと、Graphic Converterを使いました。

ところで、我が家のプリンタ複合機（BrotherのDCP110C）にもフラットヘッドスキャナの機能があります。
こちらは、原稿読み取り部に写真プリントを置いてスキャンすることができます。サービス判なら一度に4枚同時に取り込めます。
今まで面倒だと思ってあまりしていなかったのですが、今回試しにスキャンし、比較してみました。
（どちらもリサイズ以外の補正はしていません）

まず、こちらがネガフィルムをPCA-FSCで取り込んだもの。


そしてこちらが、プリントをDCP110Cで取り込んだものです。


優劣はつけるまでもなさそうですね・・・。

ネガフィルムから取り込んだ方が画角が広い（というか、プリントは若干周辺がカットされている）というメリットくらいでしょうか。

ということで、5,000円はちょっと高い授業料でした。
まあ、あんまり後悔しているわけでもありませんが。

タグ：フィルムスキャナ 写真 MAC

コメント 1

starwarsさん、niceありがとうございます。
by はじめたろう (2011-01-23 20:31)