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フィル・スペクターの音源(その6) [フィル・スペクター/ナイアガラ]

今回もちょっと横道で、スペクターのカバー・バージョンについてのお話です。
例によって手持ちの範囲なので、浅い内容です。

IMG_4426.JPG私がフィル・スペクターの楽曲を初めて聴いたのは、恐らくカーペンターズのカバーによる「ハイ・ロン・ロン(Da Doo Ron Ron)」だったと記憶しています。
確かカレンが亡くなって、1年後くらいに放送された追悼TV番組で耳にしたのでした。

この「NOW & THEN」というアルバムには、この「ハイ・ロン・ロン」のほかに、ビーチ・ボーイズの「ファン・ファン・ファン」も入っていましたね。
カレンの歌声自体がビンテージとして聴こえてしまいます。


IMG_4427.JPGビーチ・ボーイズによるスペクター関連曲のカバーは、思い出すだけでも「あの娘にキッス(Then I Kissed Her)」、「So Young」、「I Can Hear Music」と、さすがに影響されているのか沢山あります。
そう、これらもやっぱりカバー曲で先に聴いたのです。

1976年のブライアン復帰アルバム「15 BIG ONES」には、「Chapel Of Love」、「Just Once In My Life」と2曲スペクター関連曲が収録されています。
ブライアンの声がちょっと痛々しく、またこの頃のアレンジって妙に重くて、正直あまり楽しいものではないです、個人的には。


IMG_4419.JPG他には「You Baby」も、ラヴィン・スプーンフルのアルバム「DO YOU BELIEVE IN MAGIC」で聴いたほうが先です。

このグループ、音楽の守備範囲が広いですね。とびきり楽しい曲もあるし、切ない曲もあります。
以前紹介したポール・サイモンの制作映画「ONE-TRICK PONY」に再結成ライブ場面で登場してました。

こうしたカバー曲とオリジナルを比べてみると、いろいろ発見があって面白いです。
オリジナルのスペクター・バージョンはサウンドだけでなく、ボーカルにも相当魅力があるなあなどと改めて思うのでした。
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