SMiLEと私(その3:公式盤その他) [The Beach Boys]
どうもユッコネタ優先になってしまい、お約束通りにSMiLEネタがお送りできておりません。
それどころか、ブログの更新自体も滞りがちになっていますね。
さて今回は、既発音源でのスマイル周辺を巡るお話です。
自分の手持ちの範囲なので、いつもながら中途半端もしくは消化不良で恐縮です。
(ご紹介するものは、全てリアルタイムで購入したものです)
まずは1990年5月発売の7枚組ボックス「THE CAPITOL YEARS」。
邦題は「ビーチ・ボーイズ・ボックス 〜カリフォルニアより愛をこめて〜」。
TOCP-6151〜57
オリジナル・アナログ盤は1980年リリース。文字通り彼らがキャピトルに在籍した1962年から1970年までの軌跡を収録した編集盤です。ビートルズで言えば、「リバプール・ボックス」みたいなものですね。
5枚目の「TIMELESS」という盤に、スマイル時代の曲を並べて聴かせる箇所があります。
ちょっと脱線しますが、このボックスの売りは「The Brian Wilson Productions」という盤が収録されていることです。
これはブライアンがプロデュースした他アーティストの作品集で、ハニーズやシャロン・マリー、グレン・キャンベル(山下達郎がカバーしてますね)などの曲が収められています。
閑話休題。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
さて、続いては1990年リリース、米Capitolの2in1シリーズの一枚、「Smiley Smile/Wild Honey」。
CDP 7 93696 2
この2in1シリーズ、発売当時は「驚愕のボーナストラック付き」という紹介がレコード・コレクターズでもされていたような記憶があります。
「Smiley Smile/Wild Honey」のボーナストラックは、「英雄と悪漢」の別バージョン、「Good Vibrations」のセッション、初期テイク等々が収録されていました。
この「英雄と悪漢」の別バージョンには、心底驚きました。
ブックレットには、幻のアルバムのジャケット・デザインが紹介されています。きれいな色彩にそれだけでワクワクしました。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
GOOD VIBRATION BOX(1993年リリース)
TOCP-8021~26
6枚組の、未発表バージョンを多数含むボックス。ブラザー時代以降の音源を含む、全キャリアを俯瞰する秀逸のコレクションです。
このボックス、SMiLE音源をまとめて公式発売したというのが売りです。ただ、個人的にはブートで聴いた以上の新鮮さは正直ありませんでした。
確かこの後、米Capitolからスマイルが3枚組で出るという噂もあったような・・・。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
Pet Sounds Sessions(1997年リリース)
TOCP-50342~45
オリジナル・アルバムのリリース(1966年)から30周年を記念して企画されたボックス・セット。
にも関わらず1年遅れとなったのは、マイク・ラブの横やりによるひと悶着があったからとか。
ここには、「Good Vibrations」のセッション・ワークが収録されています。
このセッション・ワークは、2001年リリースの編集盤「Hawthorne, CA: Birthplace Of A Musical」にも微妙に違うのが収録されているようで、最早追いかける気力がありません、笑。
結局、最終リリース・バージョンが一番良いんじゃないでしょうか。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
さて、レコード・コレクターズでも、たびたびビーチ・ボーイズの特集が組まれています。
1988年、ブライアンの初ソロ・アルバムがリリースされた時期に、同年10月号と11月号でビーチ・ボーイズが特集されました。
こちらは、11月号。メイン記事はキンクスです。
森勉氏による「『スマイル』、完成予想アルバム・レヴュー」の記事。
読めば読むほど謎めく感じで、アルバム自体ほとんど伝説のように思えました。
到底、リリースされるなんて想像もしていませんでしたが・・・。
ジャケット校正刷りなどの写真も紹介されていました。
2004年11月号のブライアンによる「スマイル」リリース時の特集でも、同様に校正刷りやブックレットの紹介写真がありましたね。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
さて、今回のSMiLE、その森勉さんのお店「ペット・サウンズ・レコード店」で注文しました。
特典も付くそうで、今から楽しみです。
到着したらまたご紹介したいと思います。
(ああ疲れた)
それどころか、ブログの更新自体も滞りがちになっていますね。
さて今回は、既発音源でのスマイル周辺を巡るお話です。
自分の手持ちの範囲なので、いつもながら中途半端もしくは消化不良で恐縮です。
(ご紹介するものは、全てリアルタイムで購入したものです)
まずは1990年5月発売の7枚組ボックス「THE CAPITOL YEARS」。
邦題は「ビーチ・ボーイズ・ボックス 〜カリフォルニアより愛をこめて〜」。
TOCP-6151〜57
オリジナル・アナログ盤は1980年リリース。文字通り彼らがキャピトルに在籍した1962年から1970年までの軌跡を収録した編集盤です。ビートルズで言えば、「リバプール・ボックス」みたいなものですね。
5枚目の「TIMELESS」という盤に、スマイル時代の曲を並べて聴かせる箇所があります。
ちょっと脱線しますが、このボックスの売りは「The Brian Wilson Productions」という盤が収録されていることです。
これはブライアンがプロデュースした他アーティストの作品集で、ハニーズやシャロン・マリー、グレン・キャンベル(山下達郎がカバーしてますね)などの曲が収められています。
閑話休題。
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さて、続いては1990年リリース、米Capitolの2in1シリーズの一枚、「Smiley Smile/Wild Honey」。
CDP 7 93696 2
この2in1シリーズ、発売当時は「驚愕のボーナストラック付き」という紹介がレコード・コレクターズでもされていたような記憶があります。
「Smiley Smile/Wild Honey」のボーナストラックは、「英雄と悪漢」の別バージョン、「Good Vibrations」のセッション、初期テイク等々が収録されていました。
この「英雄と悪漢」の別バージョンには、心底驚きました。
ブックレットには、幻のアルバムのジャケット・デザインが紹介されています。きれいな色彩にそれだけでワクワクしました。
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GOOD VIBRATION BOX(1993年リリース)
TOCP-8021~26
6枚組の、未発表バージョンを多数含むボックス。ブラザー時代以降の音源を含む、全キャリアを俯瞰する秀逸のコレクションです。
このボックス、SMiLE音源をまとめて公式発売したというのが売りです。ただ、個人的にはブートで聴いた以上の新鮮さは正直ありませんでした。
確かこの後、米Capitolからスマイルが3枚組で出るという噂もあったような・・・。
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Pet Sounds Sessions(1997年リリース)
TOCP-50342~45
オリジナル・アルバムのリリース(1966年)から30周年を記念して企画されたボックス・セット。
にも関わらず1年遅れとなったのは、マイク・ラブの横やりによるひと悶着があったからとか。
ここには、「Good Vibrations」のセッション・ワークが収録されています。
このセッション・ワークは、2001年リリースの編集盤「Hawthorne, CA: Birthplace Of A Musical」にも微妙に違うのが収録されているようで、最早追いかける気力がありません、笑。
結局、最終リリース・バージョンが一番良いんじゃないでしょうか。
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さて、レコード・コレクターズでも、たびたびビーチ・ボーイズの特集が組まれています。
1988年、ブライアンの初ソロ・アルバムがリリースされた時期に、同年10月号と11月号でビーチ・ボーイズが特集されました。
こちらは、11月号。メイン記事はキンクスです。
森勉氏による「『スマイル』、完成予想アルバム・レヴュー」の記事。
読めば読むほど謎めく感じで、アルバム自体ほとんど伝説のように思えました。
到底、リリースされるなんて想像もしていませんでしたが・・・。
ジャケット校正刷りなどの写真も紹介されていました。
2004年11月号のブライアンによる「スマイル」リリース時の特集でも、同様に校正刷りやブックレットの紹介写真がありましたね。
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さて、今回のSMiLE、その森勉さんのお店「ペット・サウンズ・レコード店」で注文しました。
特典も付くそうで、今から楽しみです。
到着したらまたご紹介したいと思います。
(ああ疲れた)
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