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クリエイターの創造過程 [思うこと]

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手塚治虫 原画の秘密 (とんぼの本)

図書館でこれを借りて、読んでいます。
コンパクトなヴィジュアル本なのですぐ目を通すことができるのですが、とても興味深い内容です。

こうした原画を見て思うのは、作家にとって作品は決して完結しておらず、常に再編集・リミックスをし続けたいとおもっていたんじゃないかなあということ。
全然関係ないかも知れませんが、ジョン・レノンがインタヴューで「HELP」は再録音したいと言っていたのをちょっと連想しました。

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マンガの描き方—似顔絵から長編まで

この本は多分中学生のころ、新聞広告で出版案内を見てリアルタイムで買いました。光文社のカッパ・ブックスでしたね。
紙と鉛筆さえあればいいのだという言葉に、当時スクリーントーンや雲形定規を集めて悦に入っていた私(高校受験を控えてマンガを描いていて親に説教されてました)は衝撃を受けました。

手塚治虫さんはビッグ・ネームでありながら常に現役であり、次々と新作を提示していく姿が凄いと思っていました。
と同時に作品については常に「怖い」イメージが強いです。

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チャップリン・その素顔と未公開映像

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チャップリン・未公開NGフィルムの全貌

いずれも、チャップリンのボツにしたフィルム(本人は廃棄を命じたようですが残っていたもの)を検証したもの。
これらは未見ですが、いずれ触れてみたいと思っています。

同じ視点で考えれば、ビートルズの「アンソロジー」シリーズも、創造の過程を垣間みれるものですね。
NG集という見方もできますが、適切な解説が加わればまた違った見方、聴き方もできると思います。
・・・もちろん、完成品、最終リリース版を見聴きしたうえでの話ですが。
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