針飛び修正に成功

ビーチ・ボーイズに続いて、ビートルズのオリジナル盤をPCMレコーダに取り込むデジタル・アーカイヴ化を始めています。

といってもビートルズのレコードの場合はバリエーションが多すぎて、私の持ってるのはごく一部でしかありません。
しかも、問題を抱えた盤が多くあるのでした。

以前このブログで紹介した「A HARD DAY'S NIGHT」、「FOR SALE」、「RUBBER SOUL」。




まず「A HARD DAY'S NIGHT」は、何とA面トップのタイトル曲が、針飛びしてしまいます。




「BEATLES FOR SALE」。
A面３曲目の「ベイビーズ・イン・ブラック」が針飛びです。

「RUBBER SOUL」は所謂イエロー・ブラック・パーロフォンの
monoとstereoが揃っているのですが、



monoはB面ラストの「浮気娘」が針飛びで無限ループに。






stereoはA面１曲目「ドライブ・マイ・カー」が針飛びで暴走運転（？）。

ということで、これらはかなり安い値段で入手したものです。
（「A HARD DAY'S NIGHT」はそうでもなかったのですが）

ネットで調べてみると、いろいろな針飛びを修正する方法がありました。
とりあえず試してみた方法が載っていたサイトがこちら。
（記事の直リンクはこちら）

爪楊枝っていうのが、ローコストでいいですね。

やってみたら、上記の４枚とも（音質はともかく）トレースできるようになりました！
お昼に注文したお弁当の割り箸におまけで付いてた爪楊枝で立派にできました。

これらの盤、針飛びが修正できたことも嬉しかったのですが、聴いてみると全体のコンディションは決して悪くなく、十分楽しめたのが大きな収穫です。


レコードの洗浄についても、目下研究中です。
「古いレコードだから傷が多いのはしょうがない」などと思いがちですが、意外と改善の余地があるのではないかと考えています。

タグ：アナログ・レコード 針飛び