アナログ・レコードのデジタル・アーカイヴ化（ビーチ・ボーイズ篇）

年が明けても相変わらず、手持ちのアナログ盤をPCMレコーダに取り込む作業を続けております。
以前このブログでも紹介した、ビーチ・ボーイズのオリジナル盤をここ最近続けてキャプチャしました。
　
ビーチ・ボーイズのオリジナル盤（その1）
ビーチ・ボーイズのオリジナル盤（その2）



SHUT DOWN, VOL.II
Capitol T 2027
スクラントン・プレスのモノラル盤です。
マトリクス・ナンバーは、SIDE1がT1-2027-T2 #2、SIDE2がT2-2027-D5 #2。
フェイド・アウトが大雑把に感じます。


ALL SUMMER LONG
Capitol ST 2110
ロスアンジェルス・プレスのステレオ盤。
マトリクス・ナンバーは、ST-1-2110-A6'2、ST-2-2110-A9 3　でした。
曲間ではノイズを感じますが、曲に入ると音圧があるので目立たなくなります。
オリジナル・ステレオ・ミックスは自然に聴こえます。


THE BEACH BOYS' CHRISTMAS ALBUM
Capitol T 2164
モノラル盤。こちらもロスアンジェルス・プレス。
マトリクス・ナンバーは、T-1-2164-H-3' 1　、T-2-2164-J-4' 3　。
各曲が特に短く感じますが、スタンダードっぽいアレンジにコーラスが上手く調和しています。


BEACH BOYS CONCERT
Capitol TAO 2198
ロスアンジェルス・プレス。モノラル盤。盤質は良好でした。
マトリクスは　TAO-1-2198-H-7' 1　、　TAO-2-2198-H-7' 1　。
曲によってはスタジオ・ヴァージョンにかぶせただけというトラックもありそうです。


THE BEACH BOYS TODAY!
Capitol T 2269
三角形の中に「I AM」と刻まれているマークがあるので、スクラントン・プレスです。
マトリクス番号は　T1-2269-F3　、　T2-2269-F1#3　。
針飛びの懸念がありましたが、何とかうまく再生できました。


THE BEACH BOYS TODAY!
東芝音楽工業 CP 7243
以前こちらの記事でもご紹介した、疑似ステレオ盤。


SUMMER DAYS(AND SUMMER NIGHTS!!)
Capitol T 2354
このアルバムは二つの個体を所有しておりますが、いずれにもプレス工場を示す刻印が認められませんでした。
マトリクス番号は、T1-2354-P3P　、　T2-2314-P1P　で、
もうひとつの個体は、T1 2354-T8 G　、　T2 2354-P5 G　とありました。


BEACH BOYS' PARTY
Capitol MAS 2398
スクラントン・プレスのモノラル盤。
MAS-1-2398-G8#2　、　MAS-2-2398-G2　。
ジャケットはダメージがありましたが、盤は割と良好でした。


PET SOUNDS
Capitol DT 2458
スクラントン・プレスの疑似ステレオ盤。
DT-1-2458-A9#2　、　DT-2-2458-A9　。
以前は疑似ステレオにネガティブな印象がありましたが、聴いてみるとそれほど違和感はありませんでした。

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リイシュー・リマスターCDと聴き比べると、いろいろ発見があります。
この他にも新たに入手予定の盤があるので、同様にアーカイヴしていきたいと思います。

（おまけ）
今回記事の参考文献。
米キャピトル盤のマトリクス・ナンバーについてはこれらから示唆を受けました。
（リンク先はAmazonの商品紹介ページです）

ビーチ・ボーイズ―永遠の夏永遠のサーフィンU.S.A (KAWADE夢ムック)


アナログ・ミステリー・ツアー世界のビートルズ1962-1966


アナログ・ミステリー・ツアー ~世界のビートルズ 1967-1970~ (P-Vine Books)

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