「下町ロケット」読了 [思うこと]
池井戸潤の小説「下町ロケット」。直木賞受賞作品です。
読んでみようと思って図書館に予約を入れたのは昨年だったかなあ。忘れた頃に、図書館から貸し出しできますというメールが来ました。
すごい人気のようです。予約者多数のためなるべく早く返却するようにというシールが貼ってありましたし。
ようやく手にして、通勤途上の新幹線車内で読みました。
これ、面白かったです。
Amazonの評価でも高いポイントが付いてますが、技術開発と知的財産権の絡み、社会倫理と企業論理、夢と現実、金とプライド・・・いろいろな対比があって、考えさせられます。
ジレンマを抱えながら必死に出口を探す人間群像ドラマ。安易で稚拙な表現ですがそんな印象です。
WOWOWでもドラマ化されたそうですが、確かに映画化しやすいような人物設定のようにも思えます。
読む前は、下町の工場(こうば)で頑固一徹の昔気質の職人さんでも出てくるのかと思ってましたが、そこはちょっと違いました。でも、リアリティのあるお話です。
タグ:下町ロケット
じゅぴたーさん、niceありがとうございます。
by はじめたろう (2012-04-18 20:11)
レオさん、niceありがとうございます。
by はじめたろう (2012-05-06 13:03)