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ビートルズのUKアナログLP(その7) [The Beatles]

本日も相変わらず、UKアナログLPのご紹介です。
ほとんど内容がない記事で、申し訳ありません・・・。
自分の備忘も兼ねているので、お付き合いのほどを。

今回はレコードの紹介の前に、私が画像をブログに載せる時にどんな手順で行っているか、ちょっとご披露したいと思います。
といっても、大したことではありませんが。

まず、ジャケットを置き、デジタル一眼レフカメラで撮影します。
このとき、記録画質はJPEGではなく、RAWで撮っています。
これは、パソコン上でホワイト・バランスや明るさが容易に調整できるからです。

コーティング・ジャケットは光を反射しやすいので、光線の射し具合に注意して撮影します。
もちろん、フラッシュは禁止。露出アンダー気味に撮って、加工段階で明るさを上げます。
水平にも注意して、シャッターを押します。もっとも、いつも手持ちなのでいい加減です。

レンズは、ふだん付けっぱなしの標準ズームを使っていますが、なるべく被写体から離れて望遠側で撮ります。近づいて広角側で撮ると、ジャケットなどが湾曲して写ってしまうためです。

私の使っているカメラは、キヤノンEOS Kiss Digital X(最新機種はX3ですから、もう2世代前ですね)。
RAW現像ソフトはカメラ購入時に添付されていたDigital Photo Professional(略してDPP)。
ここでホワイト・バランスや明るさを調整のうえ、JPEGファイルに変換してデータを保存します。
我が家の照明はほとんどが白熱電球か白熱色の蛍光灯なので、そのまま撮影するとほとんど赤みがかった色になってしまうため、こうした加工は必要不可欠です。

このあとさらに、シェアウェア・ソフトのGraphic Converterで加工してます。
これはMacユーザーには、昔から定番のソフトだと思います。
ここでは水平、トリミング、リサイズ、エッジ強調(場合によっては明るさやレベルも調整)などを施します。
エッジ強調とはシャープネスみたいなものですが、これにより、見た目がすっきりします。

色あいを整える場合、なるべくモニターの画像と実物を比較しながら行うのですが、よく考えたら室内が白熱電球なので、結果的に赤っぽい色合いになってしまっているかも知れません(FOR SALEのモノラル盤のジャケット、ちょっと赤すぎました)。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回は1966年12月9日にイギリスで発売された「A COLLECTION OF BEATLES OLDIES」です。
このベスト盤、現役時代にリリースされたベスト盤ですが、その後CD化もされず、今回のリマスターにもお呼びでなかったですね。
まあ、「PAST MASTERS」という強力なコンピレーション盤があるからしょうがないか。

A COLLECTION OF BEATLES OLDIES
PCS 7016
IMG_2484.JPG

このアルバムは、70年代のステレオ盤しか持っていません。

IMG_2485.JPG
ハーフ・コーティング・ジャケット。裏面にはジャケット印刷会社の表記はありません。

IMG_2486.JPG

IMG_2487.JPG
IMG_2488.JPG
THE GRAMOPHONE・・・で始まる、2EMIマークスのパーロフォン・レーベル。
マトリクス番号は、SIDE ONEが YEX 619-1G 、SIDE TWOが YEX 620-1G 。
マザー/スタンパーは、SIDE ONEが1/GOR、SIDE TWOが2/GLM。

IMG_2489.JPG
さて、もう一枚、同じような盤を持ってます。

IMG_2490.JPG
こちらには、Garrod & Lofthouse Ltd. の表記があります。

中には無地のスリーブと、MADE IN FRANCEの盤が入っていました。
これはオイル・ショックの時にイギリス国内での生産を見合わせ、フランスにプレスを委託したもののようです。

IMG_2492.JPG
マトリクス番号(ないしはマザー、スタンパーコード)はかなり謎で、SIDE ONEが 「YEX 619 21B」と入っている他に「2-04258.A-」「7016A」の手書き、「M6 251111」の活字体の刻印が入っています。

IMG_2493.JPG
SIDE TWOには 「YEX」で始まる記載は見当たらず、「7016B」の手書き、「M6 288217」「04258 B 21C」の活字体刻印があります。
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コメント 7

はじめたろう

Ryon2さん、niceありがとうございます!
by はじめたろう (2009-09-04 22:43) 

MASA

私ははじめたろうさんのようないいカメラじゃなく、もっとコンパクトなデジカメで撮ってますが、やっぱり画像ソフトでコントラストや色や大きさなどを調整してからアップしてます。

私の部屋も白熱蛍光灯で明かりが赤いので、普通の蛍光灯スタンドを当てて撮りますね。
いちばんキレイに写るのは自然光なんですが、夜に蛍光灯での撮影だとどうしてもイマイチの画質です^^;

このアルバムは私も3枚しか持ってません。
フレンチ・プレスのUK盤は1枚も持ってませんが、'70年代後半にけっこう出回りましたね。
by MASA (2009-09-04 23:37) 

はじめたろう

UPしている画像、加工段階で結構失敗しています。今回のOLDIESも最初の画像はちょっと彩度を上げ過ぎてますね。

フレンチ・プレス盤は私もこれのみです。

2EMIマークス、リム周辺の記載がGRAMOPHONEで始まるもの、EMIで始まるものといろいろ変遷がありますが、やはり音も違うんでしょうか。って、実はあんまり気にしてはいませんでしたが。
by はじめたろう (2009-09-05 06:51) 

MASA

GRAMOPHONEリムとEMIリムではやっぱり音質が違う場合が多いですね。
EMIリムの場合だとマトが進んでいるものもあるし、音質に厚みがなくなり鮮度も落ちているものが多いです。
GRAMOPHONEリムはYELLOW PARLOPHONE盤とほとんど遜色ない場合も多いので、やはりGRAMOPHONEリムの方が音質は上でしょうね。
by MASA (2009-09-05 15:54) 

はじめたろう

モノラルとステレオの聴き比べはたまにするのですが、EMIマークのステレオ盤同士での聴き比べってあまりしたことがないので、こんどやってみたいと思います。
by はじめたろう (2009-09-05 18:04) 

poposuke

はじめたろうさん おはようございます

私もGRAMOPHONEリムとEMIリムでは音質の違いがあると思います。
EMIリムはだいぶ前に全て売ってしまったので、今では聴き比べすることが出来ませんが、両者ではマトリックスが違っている場合もありますし、MASAさんが仰るようにEMIリムの音は若干薄っぺらい感じがします。

初期タイトルのYELLOW PARLOPHONEのステレオ盤は高価なので、私はステレオ盤を買う際にGRAMOPHONEリム盤を買うようにしています♪

by poposuke (2009-09-07 08:35) 

はじめたろう

poposukeさん、いらっしゃいませ!
私が買い集めていた時は、イエロー・パーロフォンでなければあとはどれも一緒みたいな感覚でいたので、ちょっとショック?です。

いえいえ、EMIリム盤でも大事に聴きますよ。もう買い替える余裕もあんまりないし・・・。

アップル盤でも、同じような話があるのでしょうね(もうお腹いっぱい、あはは)。
by はじめたろう (2009-09-07 20:26) 

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