ビートルズのUKアナログLP(その2) [The Beatles]
昨日に引き続き、所有しているイギリス盤の紹介です。
今回はこちら。
A HARD DAY'S NIGHT
PMC 1230
これは一応初版と思われる、モノラル盤です。
ジャケットはGarrod & Lofthouse製で、比較的きれいです。
色合いが若干重めで、雰囲気があります。
ジャケット裏面も、特にダメージはありません。折り返しフラップ付き。
スリーブはオリジナルでないので、省略します。
SIDE ONE。レーベルはイエロー・パーロフォン。
レコード番号(PMC 1230)のフォントが丸めですので、初版だと判断しました。
マトリクス番号は XEX 481-3N です。
マザー4、スタンパーコードRHO。
SIDE TWO。マトリクス番号は XEX 482-3N 。
マザー4、スタンパーコードROR。
レーベルの真ん中に付いているいわゆる「ヒゲ」が、ボールペンみたいなもので思い切り修正されています。タックス・コードがよく判別できないくらいです。
盤に重量があって、満足度は高いです。
A HARD DAY'S NIGHT
PCS 3058
これも例によって70年代のステレオ盤。
コーティングはされているのでしょうがごく薄い加工のようで、UK盤独特のつるつる感はありません。
裏面にGarrod & Lofthouse製の表示があります。
インナー・スリーブは前回のPPMやWTBと同じですね。
SIDE ONE。
2EMIマークス。マトリクス番号は YEX 126-2 です。
マザー3、スタンパーコード45。
SIDE TWO。
マトリクス番号は YEX 127-3 。
マザー1、スタンパーコードMP(?)。
A HARD DAY'S NIGHT
PMC 1230(?)
デジタル・リマスターのモノラル盤、と言いたいところですが実は、アナログ・マスターのステレオ盤です。
ジャケットもレーベルもモノ表示ですが、マトリクス番号がXEXではなくYEXです。
YEX 126-3-1-3-
YEX 127-4-1-7
(いったん127-4-7と刻印されたものを、-7以降をフリーハンドで-1-7と修正しています)
アップル・ロゴもあります。
これは明らかに、ミス・プリント盤のようです。
レーベル面のマトリクス番号自体がモノラル本来のXEXではなく(恐らく間違えて)YEXと印刷されたため、マスターも取り違えたのではないかということです。
2016.10.22追記
別のステレオ盤を入手しました。以下で紹介しています。
http://bittersweethome.blog.so-net.ne.jp/2016-10-15
追記終わり
今回はこちら。
A HARD DAY'S NIGHT
PMC 1230
これは一応初版と思われる、モノラル盤です。
ジャケットはGarrod & Lofthouse製で、比較的きれいです。
色合いが若干重めで、雰囲気があります。
ジャケット裏面も、特にダメージはありません。折り返しフラップ付き。
スリーブはオリジナルでないので、省略します。
SIDE ONE。レーベルはイエロー・パーロフォン。
レコード番号(PMC 1230)のフォントが丸めですので、初版だと判断しました。
マトリクス番号は XEX 481-3N です。
マザー4、スタンパーコードRHO。
SIDE TWO。マトリクス番号は XEX 482-3N 。
マザー4、スタンパーコードROR。
レーベルの真ん中に付いているいわゆる「ヒゲ」が、ボールペンみたいなもので思い切り修正されています。タックス・コードがよく判別できないくらいです。
盤に重量があって、満足度は高いです。
A HARD DAY'S NIGHT
PCS 3058
これも例によって70年代のステレオ盤。
コーティングはされているのでしょうがごく薄い加工のようで、UK盤独特のつるつる感はありません。
裏面にGarrod & Lofthouse製の表示があります。
インナー・スリーブは前回のPPMやWTBと同じですね。
SIDE ONE。
2EMIマークス。マトリクス番号は YEX 126-2 です。
マザー3、スタンパーコード45。
SIDE TWO。
マトリクス番号は YEX 127-3 。
マザー1、スタンパーコードMP(?)。
A HARD DAY'S NIGHT
PMC 1230(?)
デジタル・リマスターのモノラル盤、と言いたいところですが実は、アナログ・マスターのステレオ盤です。
ジャケットもレーベルもモノ表示ですが、マトリクス番号がXEXではなくYEXです。
YEX 126-3-1-3-
YEX 127-4-1-7
(いったん127-4-7と刻印されたものを、-7以降をフリーハンドで-1-7と修正しています)
アップル・ロゴもあります。
これは明らかに、ミス・プリント盤のようです。
レーベル面のマトリクス番号自体がモノラル本来のXEXではなく(恐らく間違えて)YEXと印刷されたため、マスターも取り違えたのではないかということです。
2016.10.22追記
別のステレオ盤を入手しました。以下で紹介しています。
http://bittersweethome.blog.so-net.ne.jp/2016-10-15
追記終わり
2009-08-25 20:53
nice!(0)
コメント(7)
こんばんはー。
いろいろとお持ちですねー。
このアルバムはmono盤になぜか縁がなく、持ってないんです^^;
デジリマ盤に誤ってstereoマスターが使われたのは初回だけなので貴重ですよ^^。
by MASA (2009-08-26 01:43)
MASAさん、いらっしゃいませ。
このmono盤は、95年頃に横浜の某ディーラーから通販で買ったものです。
ミス盤の存在は東京ビートルズ・ファン・クラブの記事で知り、その後地元のレコ屋さんで発見して購入しました。
バリエーションに着目して集めているというわけでもないのですが、出会ったときに「これも縁かな」と思って買ってみたものです。
by はじめたろう (2009-08-26 06:29)
はじめたろうさん、こんばんは。
やっぱりUK盤はいいですね。
ヒゲの修正はスゴイですが、ジャケットがボロボロだったり書き込みがあったりしても前オーナーが愛着を持って聴き込んでくれたものなら、こういった汚れやキズも憎めなくて好きなんです。
でも、中古レコード店が少しでも高く売るために修正する場合もあるのでその辺りはケース・バイ・ケースですが、自分では破れたりした部分を糊を使ってうまく修復するのも楽しんでやっています。
70年代のジャケットの艶は「ニス塗りジャケット」と表現されているのを見たことがあります。実際にはどのような処理がされているのか知りませんが、セロテープなんかをくっつけてしまうと、その部分の艶が剥げてしまうので注意が必要ですね。
by てらだ (2009-08-28 18:59)
てらださん、コメントありがとうございます。
MARY HOPKINの「POST CARD」のUKモノ盤を持っておりますが、黒のインナー・スリーブが裂けていたので裏打ちして修復しました。
別稿で「FOR SALE」の紹介をしておりますが、モノ盤のインナーに「TO RON ALL MY LOVE XXX」と書込みがありました。67年のクリスマスに、恋人に送ったプレゼントらしいです。それが巡りめぐって、日本の私の手元にあるというのも不思議です。
by はじめたろう (2009-08-28 22:39)
ここで触れられてる『ミス盤』ですが、私も昨日出会って購入してしまいました。ディスクユニオンでMONOのつもりで買ったら(60%OFFセールで激安?の1700円!)ステレオ録音だったので、もしやこれはレア盤なのでは?と思って調べていたらこちらのページに行き着きました。
ですが、私の買ったのはアップルのマークがないジャケットに収められており、これまた色々調べてみたところ、その前に発売された88年版?のジャケットに、この95年版?のミス盤が入れられていたのでは?という推測に至りました。
それとも、まだ見ぬレア盤なのでしょうか?突然で恐縮ですが、何かご存知でしたら教えて下さい!気になって夜もよく眠れますが、何卒よろしくお願いします。
by Miss Burn (2013-02-26 01:48)
Miss Burnさん、コメントありがとうございます。
「気になって夜もよく眠れます」、何よりです、笑。
「A HARD DAY'S NIGHT」のミス盤、私の手持ち資料では「東京ビートルズ・ファン・クラブ」会報第4号(1992.SPRING)の81ページ及び87ページに、また2011年8月発行の「ビートルズUK盤コンプリート・ガイド」49ページに詳しく書かれています。
(後者は今でも容易に入手可能かと存じます)
両方を併せ読むと、88年にビートルズの音源がCD化された際にCD用マスター音源を用いたアナログ盤が作られたのですが、Appleロゴは最初から付いていたのではなく、後に付けられたように思えます。
お持ちの盤のジャケットにデジタルリマスターについての表記があってAppleロゴが無いのであれば、デジリマの初期版なのかも?確証はありませんが。
by はじめたろう (2013-02-26 22:41)
早速のご返信、ありがとうございます!これで益々よく眠れます。
by Miss Burn (2013-02-27 02:33)